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- 今月の一冊(2026年)

子どもの頃から本が好きで、暇さえあれば読んできました。
毎月一冊、これまでの読書の中で印象に残った本をご紹介させていただきます。
『 論語 朱熹の本文訳と別解 』 石本 道明 青木 洋司 著
論語の注釈書として最も読まれたのは朱熹の『論語集注』である。本書は論語全文につき、この書に基づいて書き下し文、現代訳を施し、さらに、他の儒者の解釈は別解として掲げ、論語解釈の多様性を明示した…と内容紹介されています。
一度は学んでみたいと何度か論語の本を手にしましたが、なかなか難しく途中であきらめていました。この本は、私のような初心者でも読み進むことが出来ます。文字も大きく、ふりがなもあり、定説の現代語訳と別解も親切に併記されています。少しずつ、音読もしながら、楽しみに繰り返し読んでいこうと思っています。
論語を学びたい方におすすめの、論語テキストの決定版ともいえる一冊です。
2017年12月 明徳出版社 1,900円(税別)
『 ラディカルラブ 』 サティシュ・クマール 著 辻 信一 訳
本書は、愛の力で、社会に、自然界に、みなさん自身に、平和をもたらそうとする、非暴力平和運動家からの、本気の「愛の提言書」です。夢を抱き続けながら、世界中を無一文で歩き、愛を分かち合ってきた愛の体現者からのポジティブな “ことだま” 。…と内容紹介されています。
ラディカルラブとは根源的な、本質的な愛という意味だそうです。「愛の欠如は、戦争、紛争、競争、搾取、支配、そして人間や自然の征服につながります。……愛こそ、分断や孤立の終わりを、つながりと相互理解の始まりを告げるもの。団結や調和を生みだすのも、愛。愛こそがすべての問題に対する唯一の解決策であることを私は発見しました。どんな問題であれ、愛こそが完璧な答えなのです」と書かれていました。
先日来日されたサティシュ氏(現在89歳でお元気だそうです)のサイン入りの本書を、いつもお世話になっている方からプレゼントしていただきました。裏面の帯にあった「さあ、愛しましょう!地球を、人々を、自分自身を。」という言葉が印象に残っています。
シンプルな言葉で訳された、美しい本。これからも読み続けていきたい、たいせつな一冊です。
2024年11月 SOKEIパブリッシング(ゆっくり小文庫) 1,900円(税別)