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今月の一冊

今月の一冊子どもの頃から本が好きで、暇さえあれば読んできました。
毎月一冊、これまでの読書の中で印象に残った本をご紹介させていただきます。


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『 江戸暦 江戸暮らし 』 木村 吉隆 聞き書き:藤井恵子 写真:鈴木俊介

江戸暦 江戸暮らし

「江戸の縁起物」好評第2弾! 浅草仲見世助六のおもちゃで見せる、江戸の年中行事。 あなたも江戸の町へタイムスリップしてみよう! 浅草寺の表参道、仲見世通りで江戸末期、慶応2年(1866年)に創業した江戸趣味小玩具の店「助六」。 助六の風俗人形に屋台のおもちゃは、江戸の風俗をそのまま伝える、生きたジオラマ資料だ。 七福神めぐり、お花見、三社祭り、芝居見物、相撲に落語。 どこからか棒振りや角付け芸人の声が聞こえる。 本書はその玩具を写真とともに紹介。 全点英訳付き…と内容紹介されています。

以前、ご紹介した『江戸の縁起物』の第2弾。江戸の町の四季が、助六さんのかわいいおもちゃの写真と、五代目のご主人の粋な語り口で紹介されています。ページを開くと江戸の風が吹き、楽し気な笑い声や鳥のさえずりも聞こえてきそうな感じがします。最後の章の「助六職人噺」も、またよくて、この本がとても好きです。

読むというか、眺めるだけでも、ほっこりするお薦めの一冊です。

2013年12月 亜紀書房 2,530円

『 人生で起きること すべて良きこと:逆境を越える「こころの技法」 』 田坂 広志 著

人生で起きること すべて良きこと: 逆境を越える「こころの技法」

人生において苦労や困難、失敗や敗北、挫折や喪失といった「逆境」に直面したとき、我々は気が動転して、逆境を乗り越える、そのことよりも、「なぜ、こんなことに…」といった過去への後悔、「これから、どうなってしまうのだろう…」といった未来の不安に、心のエネルギーの大半を使ってしまうことがある。

しかし、その出来事が起こった「意味」に耳をすませ、「人生で起こること、すべて良きこと」との思いを定めると、逆境に正対する力が湧き、道は必ず、拓ける。そして、自分の人生にとって大切な何かを学ぶことができる――著者は自身の逆境体験を振り返って、言う。

本書では、「生死の境の体験」をはじめ実体験から掴んだ、「逆境を越える『こころの技法』」を、著者が質問者との対話の中で、ていねいに語る。そして、人生の岐路において気づきを得る「50の言葉」を示す。最も肯定的な「逆境観」と「解釈力」、そして「生命力」を掴む一冊…と内容紹介されています。

心穏やかに生きる「技法」が一つ一つ、説明されています。「人生で起きること すべて良きこと」というタイトルだけでも、何か目が開かれる感じがしました。生き方を見直す機会をくれるお薦めの一冊です。

2015年7月 PHP研究所 Kindle 版 1,000円